自分の家族、友達、同僚、自分を取り囲む人びとは、自分自身ではないにもかかわらず心の中で大な存在を占めています。
メールしたのに返事をくれない。
嫌味っぽかった。
今日は、目も合わせてくれなかった。
他の人とは楽しそうに話しているのに!
せっかく、あなたのために予定をあけておいたのに!
相手が自分の思うような反応をしてくれないと、彼、彼女は自分の心の内側に長いこと滞在し続けます。
彼らは自分以外の存在にもかかわらず、今や自分の心の深い深い所にじーーっと座っています。
そんな自分に疲れます!
自分の外側にいる人たちを、そのまま外側においておいてあげる。
そうすることでより、自分を少し自由にしてあげられます。
どうやって?
自分がスペースを持っているのと同じように、彼らのもつスペースがあります。
彼らには彼らのスペースを与えてあげましょう。
どうやって?
私と目があった時、彼は私から目を逸らした“ように見えた。”
でも、自分がそう思ったのは間違いだったかもしれない。
彼が自分の事を全て知らないように、自分も彼の事を全て知りません。
なので自分の解釈は、必ず「部分的には」間違っているということになります。
大事なのは決して、「あの人は、こういう人だ。」と、結論づけてしまわないこと。
「今、私の目には彼はこのように映った。」
「そう見えたけど、でも、違うかもしれない。」
これが、客観的に物事を見るということ。
私達は、自分の作り上げた狭い世界で生きてしまいがちです。
客観的になることで、より「全体」を見ることが出来るようになります。
photo credit: michibanban via photopin cc
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