マヌ スムルティ(マヌ法典)は、ヒンドゥー教のベースとなる、ヴェーダの時代の人びとのための指南書です。
人びとの生活が垣間見れるので楽しく、たまに息抜きでパラパラとめくってます。
中でも、もっとも息抜き度が高い、
「 ◯◯を盗んだ人は、生まれ変わったら☓☓になっちゃいますよ。」
のコーナーをちょっと紹介。
***
【12-61】穀物を盗んだら、ネズミになりますよ。合金を盗んだら、鴨になるカモ。
はちみつを盗んだら、ハエ。牛乳を盗んだら、カラス。ギー(澄ましバター)を盗んだら、マングース。
【12-62】生鮮野菜を盗んだらハゲワシ。脂肪を盗んだら海鳥。オイルを盗んだらゴキブリ。塩を盗んだらコオロギ。ヨーグルトを盗んだら鶴。
【12-63】シルクを盗んだら、キジ。麻を盗んだらカエル。コットンを盗んだらトカゲ。モラセスを盗んだらヴァーグダという鳥。
【12-64】香料を盗んだらモグラ。葉っぱの野菜を盗んだら孔雀。料理されたご飯を盗んだらスワーヴィット(なんだかわかりません。。)料理されてないご飯を盗んだらヤマアラシ。
【12-65】火を盗んだらガチョウ。楽器を盗んだら黒蜂。色のついた布を盗んだらチャクラヴァーカ(?)
【12-66】鹿か象を盗んだ人は狼に。馬を盗んだら虎に。根菜を盗んだら猿に。女性を盗んだら熊に。水を盗んだらチャータカ(雀?)に乗り物を盗んだらラクダに。その他の動物を盗んだらヤギに。
ふぅ。。。
今日はこんぐらいにしといたるわ。
ゴキブリを見たら、「あなた前世で油を盗んだから、こんなテカテカなお姿になってしまったのね。」と、慈悲深く見守ってあげてください。
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